小川糸さんの、『育てて、紡ぐ。暮らしの根っこ』に、「いい作品を書き続けるために、一年間を〈ゆるむ時期〉と〈いきむ時期〉に分けて、リズムをつけて過ごしている」とあった。
そして、そのリズムを決めるうえで大切にしているのが、自然の流れに沿うこととして、
「1年を季節ごとに区切り、春には種を植え、夏に育てて、秋に収穫し・・・と、自然の産物のように物語を生み出すイメージで、執筆に取り組んでいます」とあり、
一日や一週間の予定も立てているとあったが、大きく一年間でリズムを作る発想に、刺激を受けた。
シゴト生活のリズムを一年で考えれば、コロナ禍や病気などの不測の事態が起きても、調整しやすそうだ。
一年間で捉えれば、シゴトの全体が見通せて、目先のことに追われてしまうことも減るかもしれない。
とてもいいアイデアに思える。
そう言えばリクルートで仕事をしていた時は、一年間を4つに分けて、それぞれに活動のテーマがあった。とても動きやすかった。
これからやっていきたいシゴトは、とても小さなものだけれど、一年間で見てみると、ゆったりと大きなリズムが目の前を流れていた。
2021/1/28 MariY