首都圏の鉄道各社が、終電時刻を30分ほど繰り上げた。
その30分に焦点をあてて、新しいサービスができた。
プリンス系のホテルが、終電を逃した人へのサービスを開始。
24時間いつでもチェックインできて、最長10時間の利用ができるプラン。マスクと除菌シートつき。除菌シートはともかく、マスクは翌日用にありがたいかも。
鉄道も、終電をただ早めただけじゃない。
JR東日本は、テレワーク向けに割安料金でホテルの部屋を使えるサービスを、しばらく前から展開中だ。
テレワークで言えば、豪勢なプランもある。
ワーケーションと銘打って、ニューオータニが、日帰りプランから最長30連泊プランまでを打ち出した。
たとえば、二泊三日の「ハーフウィークワーケーション」は、36時間で33,000円。目一杯の60時間の利用で66,000円。それぞれ館内で使えるミルクーポン(お食事券)付き。
小さな旅行気分で利用する手があるかも、しれない。
有楽町のガード下の居酒屋さんは、夜の営業ができなくなって、ランチの仕出しを始めたけれど、それでもなかなか賄えないのでと、朝ごはんの営業を始めた。
品数豊富で500円の朝ごはんは、ランチの食材を使うので、思ったようにはけなくても大丈夫。
ニュースでは、出社前のビジネスパーソンがモリモリと朝ご飯を食べていた。
苦しいなかのあの手この手が、お客の心をつかむよいサービスになっている。
今にフォーカスする心意気に拍手!
2021/1/26 MariY