海辺の町で(438) 8/31 水
サンダルをしゃらしゃら洗ひ八月尽
サンダルをしゃらしゃら洗ひ八月尽
まだ暑いとは言え、9月の声を聞くとサンダルが履きづらくなります。
きょうは、サンダルのクリーニングをして、ふだんのバッグを秋冬仕様に入れ替えました。気持ちはそんなふうに秋冬ですが、実際にはまだしばらくアジイんだそうです。。
夕方になって少し涼しい風が吹き始めた感じがして、エアコンを止めて窓を開けたのですが、きょうは湿度がまだ高いようで、風は気持ちよいものの、じゅわんと湿った空気が部屋に満ちてきました。
今年はカラリンとした夏日が少なかったなぁと思う8月の最後の日。「僕ビール君ビール」で締めくくりました。
朝顔の掴み絡みて萎れけり
"Forest Edge Vineyard"のRonと、再びゆるくつながっている。
Leon Millotが届いた日にNozomNがつけた詩への返歌が送られてきた。
雲の峰葡萄酒の旅二万キロ
Wine has traveled 12,000 miles,
from beyond the clouds,
now it's already autumn.
NozomN
*
Protected by cork
wine worth sharing with loved ones
may memory serve
Ron
瓶詰めされ 封印された
大事な人と分かちあう佳い葡萄酒
それは追憶の仕込み
(訳:NozomN )
ロンの詩も、NozomNの詩も、きのうのポーラ美術館で鑑賞した絵画たちも、世の中は美しいものが溢れていますね。
きょうもひやんひやんの湿った冷たい空気が流れていて、気持ちのよい一日でした。
商店街まで久しぶりに歩いて行き、郵便局での用事を済ませたあとに、玉前神社でお参りしました。歩いていると、少し湿った空気がまとわりつくような感じもありますが、気持ちのよいお散歩になりました。道端の花がしっとりとしていました。
*
きのうの〈ポーラ美術館〉の往復は、乗り物に乗っている時間が長くて、お尻がちょっと痛くなりましたです。
小田原に出るまでと、小田原から美術館に行くまでがほとんど同じような時間で、むしろ小田原からが一苦労だったんだなぁとわかりました。
でもその甲斐あって、開館20周年記念展の「モネからリヒター」までを堪能できてとても嬉しみです。
秋涼しフジタを尋ね箱根まで
〈ポーラ美術館〉にはもともとフジタの絵画がたくさん収蔵されていますが、今回はそれらの作品の展示ではなく、代わりに、新しく収蔵された作品を展示したフジタの部屋ができていました。
フジタの新しい収蔵作品のことを『ほぼ日』の「常設展に行こう」で読んでいて、あらかじめ知っていたのがよかったなぁと感じました。事前の知識なしの出会い頭のよさもありますが、知っていることのよさもあるなと思いました。
フジタの部屋以外の展示室も、テーマごとに展示の趣向が伝わり、素晴らしい美術展でした。
〈カフェチューン〉でアッサムティをいただきました。
モネの「睡蓮」のティカップが素敵で、買うかどうか大いに悩んで次回へのお楽しみにしました。何もかもというのじゃないのもいいかもと、このところ思いますです^^。
睡蓮のカップの淡き午后の涼
二度焼きの菓子の乾きや涼新た
きのうのtoday&で、いつまでもいつまでもアジイとぼやいていたのが信じられないようなきょうのお天気でした。
うっかりすると、さ、さむと言いたくなる肌寒さでした😌。そんないきなりに。。
涼しくなると、コーヒーから紅茶に切り替わるいつものスイッチが入り、今朝は久しぶりに紅茶を淹れました。
ビスコッティの似合う季節。
トスカーナ地方のペストリー〈MARABISSI〉のビスコッティ。日本橋三越新館のイタリア食材を扱っているコーナーで買いました。
ポートランドダウンタウンの〈Coffeehouse Northwes〉でいただいたビスコッティを思い出します。
暑さ尽くお名残惜しやとミントティ
夏が最後の踏ん張りを見せているような暑い一日でした。
うーむ、いつまでもいつまでもとも思いますが、真冬の寒さの日には暑い日カムバックなどと思っているに違いなくて、あまり文句を言うのもどうかとも思い、きょうは夏の名残を楽しむ日にしました。
冷たいミントティをポット一杯作りました。
ポートランドのゴルフ場で飲んでいたミントティを懐かしく思い出します。ボトルにミントティと氷を詰めて、ひやんひやんで美味しかったですねぇ。
ランチはぶっかけ素麺にしました。
写真では見えませんが、お素麺の上に氷が乗っています。ひやんひやん。
ピーマン、ツナ、大葉、茗荷に胡麻をたっぷりかけていただきました。
まだ残暑アーメンソーメン冷やソーメン
土砂降りの断続しきり秋暑し
こちらは曇り空からみるみる土砂降り、と思えば、あれれ雨上がったかなーと窓を開けているうちにまたもやみるみる土砂降り。を何度か繰り返して、夕方になって落ち着いた晴れ間が戻ってきました。
きょうの土砂降りは、降り出したと思うと一気に豪雨で、低く流している音楽が、雨音ですっかりかき消されるような激しさでした。
ここにいると、雨雲が上に来ていて雨なんだなー、雨雲がどこかに行ったんだなー、のようなことが感じられて面白いです。
リビングルームの窓は、間にベランダがあるため、あまり雨粒が当たることがないのですが、きょうはもうすっかり雨粒だらけになっていました。
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おかげさまでワクチン副作用が治まってきて、きょうは本を読む集中力が戻ってきました。
読書のお供はポテトチップス。とくればビール!といきたいところですが、まだ昼間なのでミントティで。
夏薊ポテトチップの夢を見る
秋風に吹かれた実など食べけり
筋肉痛も左足の痒みもワクチン接種の副作用と思えば気が楽だなぁと思いながら、ゆっくり過ごしました。
熱っぽい感じはありますが、測ってみると6度台後半で、ふだんよりも1度ほど高いものの、1回目2回目に比べるとはるかに楽に思えます。
きのう買ってきたクランベリーがとてもきれいで、そしてとても美味しいでした。
日本橋三越新館に入っているドライフルーツ専門店〈Riche Berry〉で、クランベリーとサンマスカットレーズン、りんごのドライフルーツを買いました。赤ワインに合いそうで楽しみです。
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泰子さんから、ご共著なさったという書籍「パンデミック革命」2冊と、お菓子とお茶を頂戴しました。
姐さんの著作賜り秋の蝶
メモに、「楢木先生の本をお贈りいただきありがとうございます。先生らしくユーモアだらけの、思わず笑顔になる言葉のプレゼント!」とありました。
鶏飯のパクチー多き青嵐
4回目のワクチン接種を済ませました。覚悟はしていましたが、大手町はだいぶアジイでした。。
国際フォーラムの広場で、鶏飯ランチ(ごはん少なめパクチー大盛り温泉卵つけてネ)をいただいて、会場に向かいました。
大規模接種会場はガラガラでした。
混んでいるときも、しっかり統制が取れているためか、サクサクと終わるのですが、きょうは汗拭く間もなくな感じで、プチッと打たれていましたです。
ワクチンのご褒美に、丸の内で寄りたいカフェの筆頭〈Happ〉で、ゆずのかき氷をいただきました。ひや〜ん、
四度目のワクチン上京処暑となる
三菱一号館美術館に「ガブリエルシャネル展」を観に行くか、東京ミッドタウンに「Misato Ogiharaさんの絵画展」を観に行くか、などと考えていたのですが、暑さに負けてスキップすることにしました。
いつからこんなに弱々になってしまったのかとうなだれです。。
花火果つせめてトースト焦がしてよ
きょうの風は久しぶりにひやんとしていて、窓を開けていると肌寒く感じます。でも革のソファの腕の部分などがどことなくしとっとしていて、湿度が高いことも感じます。
蒸し寒い感じ…。
そんな今朝は、ピザトーストをいただきました。
プチトマトとピーマンとソーセージで。今回は〈QBB〉の溶けるチーズを使ってみました。ちょっと焦げたところがおいひーでした。
ゆりの花道辺のひとと立ち話
ここ数日、猛暑が収まってきて、なんとなく調子が戻ってきた感じをひしと感じます(ひと息〜)。
涼しさに背中を押されて、久しぶりに商店街までお散歩しました。
百合が一輪、晩夏の町を彩っていました。お庭の手入れをしていたお家の方と少し立ち話をして、百合の写真を撮らせていただきました。
商店街の直売所や〈ナカムラヤ〉さんでおしゃべりしながらの買い物も久しぶりで、とても楽しいでした。
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きのう、ワインの配達と一緒に、裕子さんからも、「なかなかお会いできませんが至福のときを共有したくて」とのメッセージが添えられた虎屋さんのお菓子をいただきました。
贈り主の学生時代を思い出して、
爽やかが羊羹と来た日曜日
裕子さんの元気なニコニコ顔や、「1番になるためにがんばる」と言っていたことなど、ぶわんと思い出しました。
雲の峰葡萄酒の旅二万キロ
Wine has traveled 12,000 miles,
from beyond the clouds,
now it's already autumn.
I took the Leon Millot from "Forest Edge Vineyard" in Oregon City, Oregon. When I opened the box, I could smell the sweet scent of fluffy grapes.
The wine packaging was very unique. It doesn't contain any stuffing and looks fragile at first glance, but the wine was perfectly fine. I felt that it was simple and very beautiful.
オレゴンシティのワイナリー"Forest Edge Vineyard"から、Leon Millotが無事に届きました。
箱を開けると、ふわんと葡萄の甘い香りがして、でもボトルが割れている様子ではなくて、コルクから漏れ出た香りなんだなーと、なんだかしみじみしました。
↓ ワインは、アメリカのマーケットで売っているたまごのパッケージのような厚紙の段ボールに、3本ずつ寝かされて入っていました。
上部の空きの部分に何か詰め物が入っていることもなくて、素人目には、なんだか割れてしまいそうな感じのパッキングに思えましたが、これで十分いいんだなーと感心しました。
シンプルに美しいと感じました。
片陰や待ち荷のベルを配達夫
日の落ちるのが早くなってきました。
秋の虫の声がチリリチロと聞こえるようになり、(夕べはカナブンが網戸に突進していましたが…)、まだ暑さがたっぷし残っているのに、自然界はもうすっかり秋に向かっていることを感じます。
きょうはカラリとした空気が流れていて、気持ちよく朝をスタートしたわりには、途中から肩こりが主張し始めて、思いと裏腹にゆっくりペースの日になってしまいました。
でもきょうは、〈くらすことオンラインストア〉での小さな買い物が届きまして、嬉しみ🤭でした。
フランスのイラストレーター、イザベル・ボワノさんのイラストのリネンのハンカチと小さなポーチ、携帯用のナチュラルな虫除けスプレー、「nahrin」のハーブオイル33+7(肩こりや頭痛時の救済オイル)など、必要不可欠とは言いにくいですが、心の栄養的こまごまグッズです。
見ているだけで、ニッコニコです。
アップルパイ他人の恵みの喉甘く
夕べから今朝にかけて久しぶりに涼しくて、さらさらそよそよとしていました。
窓を開けて掃除をしても汗ビッチョにならないチャンス!と思い、いつもよりも少し丁寧に掃除をするなどしました。
りんごにはまだ少し早いですが、きょうは朝ご飯にアップルパイをいただきました。〈せんどう〉さんのベーカリーで焼いたパイ。カスタードクリームがフィリングされていてとても美味しかったです。
*
夕べのAdobeのオンライン講習の復習をしました。
きのうのテーマは、「イラストレーターでフラットアイコンをデザインする」というものでした。
月ごとにアイコンを作ってみようかと思いまして、一つ作ってみました。
このごろや月見団子の残りもの
9月のアイコン。もうちょっとお団子を少なめにしようと思います。。
イラストレーターを、今までも自己流で使っていましたが、本来の使い方が少しわかった気がしました。
きうり五本買ふ浅漬けに古漬けに
暑いような、暑さが和らいだような、エアコンを使うかどうしようかの境目のような日でした。
でも少し動くとじわんと暑くなってくるので、まだまだ油断できぬわいなど思いながら、〈せんどう〉さんに行ってきました。
きうりはいつもバラで、1本か2本を買うのですが、きょうは初めて5本パックを買いました。
ビバ糠漬け生活^^。(糠漬けに追われ気味な気分がないこともない…)
大雨や精霊舟も流されず
日が沈むころになって、少し風が涼やかになってきましたが、きょうは予報違わずの暑さでしたね。
糠漬けに漬ける野菜が切れてしまい、野菜を買いに出たかったのですが、きょうはお出かけ自粛にしました。やむなしで、プチトマトを漬けようかと思っています。
そんな猛暑日のおやつは、ひやんひやんのシャビィレモンです。先日絵美さんにいただいたブルベリーを冷凍しておいたものを二つ三つ散らしていただきました。シャリシャリ。