雨ばかりの日 7/27 月
コロナ感染者数1,600万人超
雨また雨時間飛ぶようこの夏に
コロナ感染者数1,600万人超
雨また雨時間飛ぶようこの夏に
時間が飛ぶように過ぎていく。
コーヒーを淹れてパンを温めて小さなおかずを作る。花の水を替えて新聞を読んでSNSをチェックする。
何も生み出さない時間に気持ちよさの欠片がいくつもある。
でもそれが、生み出す苦しさから目を逸らす言い訳になっていてはイケナイイケナイ。
拓郎の夏休みもう半世紀
奄美地方に遅い梅雨明けの報せ。東京も一気に暑さが戻ってきた。
今年の夏は旅行も海水浴もままならなくて、うっかりすると暑いだけの季節になりそうなので、気分だけでも Ride On Time !
想念の梅雨に湧きいで梅雨に消へ
いつもの公園で、新しいシゴトのことを考えるでもなく考える。
机に向かっている時とは少し違うアイデアのかけらが、ふんわりと浮かんでは消えていく。
夕方の公園に、少し湿気を含んだような風が柔らかく吹いていた。
あんみつはシャンソンの味パリー祭
もわんもわんとした暑さが、いったんクールダウンの東京。
半袖では肌寒いような涼しさだった。
きょうのおやつは、祖母が好きだったあんみつ。
お盆のときは、ご先祖さまを理由にあれこれ美味しいものを揃えるのもお楽しみ。
東京は七月盆にて珈琲党の山﨑舜一郎氏を偲ぶ
瓜の馬コーヒー講釈疾く出でよ
お盆の入り日。久しぶりに涼しい一日で何より何よりでした。
コーヒー好きの父にコーヒーを煎れて、友だちが焼いてくれた焼き菓子を添えました。
祖母も父も新し物好きだったので、ハイカラなお菓子だと喜んでいるかも。
青葉闇お懐かしきや父の声
母から、「お盆の入り日にお供えするかつおの旨煮用の、新鮮な朝採かつおがでていたので、うれしく買ってきて旨煮を炊いたので安心喜んでいます~」とのメールが届きました。
このところ母は膝の調子が思わしくなくて、
「膝のご機嫌も芳しくなかったのでのんびり過ごそうと決めて、ブランチに卵サラダを作ってのんびり美味しく食べたりして、新聞を隅から隅まで読んだりしていたら、何だかキッチンが埃っぽく見えて・・明日はお盆でご先祖様がいらっしゃるー‼と思ったら、俄に汗だくになりながら家中の丁寧掃除となりました^^;。疲れたけど気持ち良くて!ふうふう言いながら元気に過ごしました🎵」とありました。
私はお盆と言っても何をするわけでもないのですが、きょうはなんとなく父のことを思い出しながら部屋の掃除をしていました。
ポートランドの小さなカフェを思い
イーサ/オアてふカフェあり夏おぼろ
ポートランドは雨の多い町だ。
雨が降っても傘をさす人はあまりいない。しとしと雨でも、せいぜいフッドパーカーのフッドをかぶるくらいで、急ぎ足にもならずに普通に歩いている。
町には大きな木がたくさんあって、木の下に入れば雨宿りできる。
雨が降っているのにどことなく乾いた空気が流れているようなポートランドで、ラテをすすりながら雨宿りをしているんだったら良かったのに。
ポートランド美術館を偲び
睡蓮の頃やモネの絵観ていたき
コロナ騒ぎがなければ、きょうは2ヶ月間滞在していたポートランドから帰国する日だった。
ポートランドに滞在していたはずの2ヶ月間は、外出自粛期間で過ぎてしまった。
何が起こるかわからないとは、まったくこのことだと思うばかり。
でもだからこそ、何が起きてもそこでできることを楽しめるのがいい。
夏痩せやフィレンツェの菓子を恋ひしがり
7月7日のtoday&に、友だちが焼いてくれたフロランタンの写真を添えました。
オンラインショップでは、保存が効くシュトーレンから始めるのが良さそうだねと話し合っていたのですが、他には何を作っていたんだったかなと、昔の写真を眺めていて、フロランタンの写真に再会しました。
フロランタンはコクがあるお菓子で、うっかりすると甘くどくなりがちですが、彼女が焼くものは台がさくりとしていて、くどさ控えめ。でも表面のキャラメリゼしたところは香ばしい甘さが際立っていて、あとを引く美味しさだったことを思い出しました。
そんな折に、きょう彼女からフロランタンが届いてびっくりしました。
cafeを運営していたころの人気商品だったこと、保存期間が長いこと、形崩れしにくくて郵送しやすいこと、何よりも大好きなお菓子なのよ、候補の一つにどうかしら、と書かれた手紙が入っていました。
話し合ったわけでもないのに同じことを考えていたことがわかり、7月7日はフロランタン記念日だぁと思いました。
夏つばめいずれマレーかジャワ島か
紫陽花と競い合うように咲いていたクチナシの花もそろそろ終わりかけの時期。
水を含んだような重たい空気のなかで、最後の香りを放っていた。
マスクをものともしない強い香りに、30年前のジャカルタの空港がフラッシュバックした。
湿った暑い空気とむせ返るような花の甘い香りに陶然として、長い休暇のたびに通いつめた。
このところの日本の夏にへたり気味だったけれど、今年はインドネシアモードで夏を過ごそう。
伝へてよいのちたれかに落とし文
5年前のちょうど今ごろ、高校時代の友だちに再会しました。
昔からの夢だったと、カフェを開いていました。彼女の作る食事やスイーツはとても美味しくて、ご近所さんたちが毎日楽しみに訪れるカフェでした。
お料理上手だったことにも驚きましたが、夢を叶えるバイタリティがいい感じで、とっても嬉しい再会でした。
このサイトに小さなお店をオープンしようと思った時に、彼女が焼くお菓子やパンが、真っ先に思い浮かびました。
オンラインショップで食品を扱うためには認可が必要ですし、食べるものは神経も使うでしょうし、少し慣れてからの方が良いかもしれないと迷う気持ちもありましたが、
「これ、ほんとに美味しいのよ」と誰かにプレゼントしたくなるものから始めたい気持ちを大切にしようと思いました。
今年の七夕さまには、コロナ禍や豪雨の災害への祈りを捧げるばかりですが、このサイトがおいしい香りに包まれますようにのお願いも、小さくお祈りしました。
竹植うる還暦を過ぎ古希過ぎて
Portland! Portland!のサイトに、小さなお店をオープンしたいと思っています。
メジャーではないけれど、自分たちが実際に見たり、触れたり、食べたりするなかで、おいしいなぁ、これはいいなぁと思えるものをご案内するお店です。
秋から冬になるころのオープンを目指して、サイトをリニュアルする準備を始めました。
同時に、おいしいパンや焼き菓子を作る友だちと、素敵なリースを作っている友だちに声をかけました。
お店のオープンの他にもう一つ、気持ちよい生活を支える工夫やアイデアなどを、お届けしていきたいと思っています。
たとえばですが、長く元気に暮らすための歯との上手なお付き合いの方法を、歯科衛生士の友だちにインタビューしたり。美術展の情報をまとめたり。安心して使えそうなキャッシュレス機能を調べたり。
ジャンルを問わず、「ふんふん、いいかも」を、いろいろにお届けできたらと思っています。
すべてはこれからのことで、ここから変わっていくこともありそうですが、そういうあれこれも含めて、お店オープンまでの記録もお届けできたらと思っています。
MariY