貴殿は家内が歯痛で口を動かすのも難儀しているとき、いろいろな食べ物をツブツブ状、ネバネバ状、流動状にして助けてくれました。
くるみ小女子のような硬粘りしたもの、コブの佃煮のような底粘りしたもの、オコワのようにお餅化してしまうものまで、水や寒天や豆腐を適量加えるだけで、見事にネライ通りの状態にしてくれました。
幕の内弁当をお弁当の配置通りに「ガーする」には(我が家ではミルサーを使うことを「ガーする」と言っています)、いささかの技量が必要ですが、この技量獲得が何よりも楽しい。
こんなにもよい道具を、どなたが何を思って作り上げてくださったのでしょうか。貴殿が家内のいのちを繋いでくれました。ここに全国の歯痛の連中をひそかに代表して、貴製品を勝手に表彰させていただきます。ありがとう!
2020/1/17 NozomN