海辺の町で(221) 12/11 土
〈EKiSTA〉の猫談義より冬の卓
〈EKiSTA〉の猫談義より冬の卓
暖かい日差しに恵まれた土曜日でした。
日差しが残っているうちに、〈EKiSTA〉さんにコーヒーを飲みに行きました。
ネコ談義に花が咲いて、おしゃべりしながらの撮影でボケボケ写真になってしまいました。。
明日は「ぽっとりぃ」開催とわかり、楽しみ楽しみであります。
道すがらに黄色い実をつけた千両を見つけました。
黄色い実をつけた千両とは!と調べてみましたら、その名も「黄実の千両」という種類があることがわかりました。
実のなる木は可愛らしいですねぇ。
海鳴りの遠き辺りや黄千両
世の中やサンタ御用も繁多なる
気抜けの金曜日。
モミの木を担いだサンタクロースも、ちょいと一休み中です。
わたしもきょうは一休みにしました。
凩の小菊を残し去りにけり
午前中は北風が大暴れでしたが、夕方に外に出てみますと、思っていたほどの寒さではないような一日でした。
午後から少し日が差してきたのも、暖かい気分を誘っているようでした。
久しぶりに〈ダイソー〉を覗いてみました。
どれもおおむね100円だと思いますと、モノの値段ってなんだろうと思ってしまいます。ありがたやです。
帰り道に、きれいに三日月が上がっていました。
月を見ながらの帰り道が、申し訳ないような気持ちよさに包まれていました。
風の波絶えて暮れゆき冬木立
時雨かなガトーバスクの朝まだき
今朝のお楽しみは、きのう買ってきたDean and Delucaの「ガトーバスク」です。
ラム酒漬けのマロンが入っているとあり、迷いなく買ってきました。美味しくて笑えてきました。
そしてきょうはランチもしっかりいただきました。
これまたきのう買ってきたR 1/Fのコロッケを、一宮産のハーブ野菜と一緒にサンドイッチにしました。
寒風やコロッケ好きと言ってみる
お夕飯はチキンシチュを作る予定です。たくさん歩いた翌日は、食欲もりもり。
着ぶくれの街角と飲むカプチーノ
きのうきょうと久しぶりに頭をぎゅぎゅっと使いまして、気持ちよい汗かきの二日間でした。
午後から東麻布、三田界隈でシゴトを片付けて、帰る前に品川に寄りました。
Dean&Delucaでクリスマス気分に浸り、Food&Time Isetanでいつものジャスミン茶を買い、JR構内へ。
品川駅エキュートの気に入りの本屋さんで、ひとしきり本や雑貨を眺めたあとに、最後に1階の〈サザコーヒー〉さんでカプチーノをいただきました。
たっぷりとしたカプチーノが、きのうからのぎゅぎゅを癒してくれるようでした。
◉
三段落ほどあるシゴトの一段落目がほぼ一区切りとなりましたので、帰宅してから、久しぶりにゆっくりワインをいただきました。
エチケットに目を惹かれて、「la fea」スペインのシャルドネを開けました。酸味の効いた、香りのよい美味しいワインでした。
シャルドネを落ち葉帰宅の夕まぐれ
林檎パイ焼けば朝満つ冬の満つ
今朝のお楽しみは、〈せんどう〉のパン屋さんのシナモンアップルパイでした。温めるとシナモンの香りがふんわかとしてきて、冬の朝の幸せこれぞと思いました。
でもりんごは秋の季語だったのねぇと思いながらいただきました。
夕べは久しぶりにがんもどきの煮物を作りました。にんじんが甘々で美味しいでした。
他に、前日に買ってきたタコを漬けにしたものと、叩ききゅうりをごま油と千鳥酢に漬けたものをいただきました。
どれも作りおきで、年の瀬に嬉しありがたしです。
極月や覚えず惣菜作り置く
朝の膳円き配置も神楽月
きょうのブランチ。しっかり食べて書類シゴトに突入しました。
以前は、フライパンに蓋をしてふっくら仕上げる目玉焼きばかり食べていましたが、鉄のフライパンを使うようになって、ジリジリとそのまま焼くスタイルが好きになってきました。
白身の端っこがちょっと焦げてカリリとなるのが気に入っています。
わが卓にりんご季節の忘物
とても久しぶりに〈せんどう〉さんに行ってきました。手帳を見てみましたら、ほとんど一ヶ月ぶりでした。11月は二週間ほど不調を引きずっていて、いろいろ手近で済ませていたんだなぁと思いました。
でも逆に考えますと、手近でもわりといろいろ賄えるんだとも思いました。
芝浦に比べて周りにほとんど何もないイメージがあるのですが、意外にそうでもなかったと気づけてよかったです。
果物売り場には、もうすっかり主役の顔をしてサンふじが売られていました。
これからしばらく、りんごとミルクティが朝の定番です。いよいよ冬の朝ですねぇ。
とっても美味しそうなにんじんも見つけました。このままフライパンでじんわり焼いていただこうと思います。
忘却の地中の夢よ人参よ
餅焼いて汁粉の頃を恋ふてをり
きょうもMacに向かいっぱなしの日。
書類シゴトがひと段落の夕方に、お汁粉で糖分補給しました。
子どものころはお汁粉を一口くらいしか食べることができなかったのですが、この数年で好みが変わったようで、夏でも食べたいときがあるほどに大好物になっています。
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NozomNから、句とともに、「夏でも食べたくなってしまった汁粉。間違いないです。汁粉は夏の食べ物だからねえ。」とのメッセージが届いて、びっくり。
調べてみたら、なるほどたしかに、「かつてはお汁粉やぜんざいは夏の盛りの食べ物だったことから、夏の季語となっている」とありました。
ひゃーひゃー、びっくり。季語深し。
短日が生あくびして暮れにけり
きのうの書類の整理やまとめなどをしているうちに、のんびりと一日が過ぎていきました。
暖かくて、生あくびのお朔でした。