真夏的過ごし方 5/26 日
列島は丸ごと熱帯蝉丸忌
列島は丸ごと熱帯蝉丸忌
東京32度。
北海道佐呂間町39.5度!
日本列島アジジな日曜日。
きょうはもう観念して、
ミステリ片手に、
静かにビールをすする日にしました。
酒の香や夏書の真似はお仕舞ひに
一ヶ月ぶりの三菱一号館美術館の中庭では、
暑さを味方にしたように、
むせかえるようにバラが咲き乱れていた。
暑さ全開。
真夏日から猛暑日へ。
5月の空が暑さにゆらめいている。
聖五月友垣の定め色々に
長々の休みのあとの忙しさが、
町にみなぎっている。
いつもの月よりも一週間ほど短いオンタイムに、
ぎゅと予定が詰まってくる。
トップギアだけではバテるので、
ちょっとひと休み。
いったんいろいろ脇に置いて、
バンバンとホットケーキを焼きました。
美術展出て路地の初夏やはらかく
ウィリアム・バレルコレクション展へ。
グラスゴー出身の海運王バレルの審美眼に敬服。
品位のある良質な絵画が贅沢に展示されていた。
小ぶりの作品も多く、
それらの絵が飾られた居心地良さそうな部屋を
想像しながら観ているうちに、
ワインが飲みたくなりました。
白靴の子はお使いに夕薄暑
今年は初夏になっても冷え込む日が残っていて、
ブランケットを手放せなかった。
連休が明けて陽気が安定してきたと思ったら、
イキナリ夏日のご挨拶。
アジイ日が続くので、
ブランケットとファンヒーターを片づけて、
ようやくの冬仕舞いとしました。
母の日や億万年のアラベスク
母の日を控えた金曜日の夕方。
エキナカの花屋さんが賑わっていた。
ほとんどが女性客のなかに、
いがぐり頭の高校生くらいの少年が、
カーネーションを一輪持ってレジ前に並んでいた。
どんなときでも、花を買う男性はステキ。
つつじ咲く令和の世にもむらさきを
桜の季節を追いかけるように咲き始めて、
生け垣やガードレールを華やかに彩る。
暖かさが始まるころと重なって、
ツヅジには夏に向かう開放感や賑やかさを感じていたけれど、
違う顔があったのね。。
夕暮れに見たツヅジは、
ひめやかに物思いにふけっているようでした。
町も人も若葉つらぬく日でありぬ
5月の風が気持ちよい一日。
たっぷりの日差しに花も木も人も、
ニッカリ笑い合っているような日でしたね。
春暮るるラヂオの前の残り菓子
五月晴れからにわかの稲光に、
散歩をあきらめてラジオのスイッチを入れる。
モノラルな音質にカミナリさまが重なって、
子どものころの台風の夜を思い出した。
懐中電灯を用意して、ラジオを聞きながら、
母が作ったおむすびを家族で食べた。
昭和がちょっぴり戻ってきた。
寝て起きて黄金週間恒のごと
何もしないことが贅沢とは、よく言われることだけれど、
結局何もしない10日間だったねぇとなるのも残念で、
連休初めに、やりたいことをリストした。
ミステリ本をしこたま読む。
huluで映画を観る。
夏のバッグを編む。
窓ガラスを磨いて、床にワックスをかける。
ウェブサイトを整えてアップする。
明日のことを気にしないで、
10日間、240時間の連続した時間を自由に使って、
一つコトにのめり込める嬉しさが連休にはありますね。
令和改元
青物が身にしみてゆく夏隣
新緑に降る雨は美しい。
木々も花もただ雨を享受している。
でも5月の声を聞いて、
目に沁む緑が恋しくなった。
明日からはお天気が続くようで楽しみです。
墓参りして平成を仕舞ひけり
ふつうの一日だと思っていたけれど、
トクベツな日だったのねと、
寝るころになって気づくことがあるけれど。
きょうはもう少し早めに気づいたおかげで、
とにかくとにかくと、
区切りの一杯をすることができました。