成城の日産ピーズクラフトまで、預けていたクルマを引き取りに行った。昨年末、バンテック新潟というキャンピングカー製作会社に、まっすぐ寝られるベッドと、停まっていても使える暖房装置を取り付けたセレナを納車してもらった。キャンピングカーではなく普通車だけど、日産系子会社で架装を専門とする日産ピーズフィールドクラフトに、ディーラーになってもらった。
さっそく冬タイヤを調達してもらい、タイヤ管理をお願いした。さび止め対策のアンダーコートを施してもらった。セレナの新しい安全システムの使い方を詳しく教えてもらった。個人で架装を加える場合の注意を、セレナの構造をおさらいしながら教えてもらった。担当の小林雄一さんは、カーライフアドバイザー主任という肩書きだった。電話で初めて接触したときから、ボクのモタモタした説明によくつき合ってもらい、いい人に出会ったとうれしくなった。
クルマで数泊しながら旅をしたいと考えていた。長いドライブではムリをしたくない。ちょっと仮眠できるスペースが欲しかった。宿泊は旅館やホテルになるだろうけれど、たとえば歌枕をたどるルートでは、宿泊施設が近隣にない場合が多い。車中に泊まることには慣れていないので、困った時にすぐに相談ができる担当者がいるのは心強いことだ。
人に頼ることがヘタな質だが、そうも言っていられない歳になった。専門に通じ、言葉が通じ合える相手が必要になってきた。いつのまにか、そういう人たちにずいぶんお世話になっていたと気づく。専門家のアシストを引き出すには、こちらも少し間口を広げて学ぶことが必要だろう。それから、知ったかぶりをしないことか。
2020/1/5 NozomN