二人の活動を見ていると、自分たちが暮らす場所やそこで働く人たち、住んでいる人たちとの関わりを大切にしていることを感じます。
厳太郎さん — 市内の病院から花壇のお手入れを頼まれたり、市役所のイベントに優子がキッチンハーブ作りの講師で声を掛けてもらったり、老人ホームでお正月飾りをみんなで作るボランティアをしたり。
いつの間にか地域の人たちとつながってきたんだなぁと感じます。
優子さん — 花壇の活動をしているサークルの皆さんに、サシェ作りのレクチャーをさせていただことがあります。この時は年配の方が多かったので、できるだけ手間がないように、ハーブを詰める袋を用意しておいて、リボンをかけるだけにしました。
それぞれが無理なく楽しんでもらえるような工夫をするのも、楽しいです。
優子さん — わたしのリースを置かせていただいているカフェのオーナー夫妻が、ご出産でお店をしばらく閉めることになったときに、「そのあいだお店を使ってみませんか」と誘っていただいて、二ヶ月間、『Orusuban』というアトリエ・ショップを運営しました。
優子さん — リースや季節の草花の販売のほかに、スワッグ作りのワークショップや、和小物作りのワークショップなども開催して、ご近所の方々と親しく時間を過ごしました。とっても楽しい経験でした。
続きます